DIPS2.0の使い方【飛行計画通知・飛行許可申請】
DIPS2.0(ドローン情報基盤システム2.0)は、国土交通省が運営するドローン関連手続きの統合ポータルです。 機体登録・飛行許可申請・飛行計画通知など、ドローン運用に必要な行政手続きをほぼ一元化できます。
1. DIPS2.0とは
DIPS2.0は、それまで別々に存在していた3つのシステムを統合した国土交通省の統一ポータルです。
旧DIPS
飛行許可・承認申請
↓
DIPS2.0に統合
旧DRS
機体・操縦者情報登録
↓
DIPS2.0に統合
旧FISS
飛行情報共有・計画通知
↓
DIPS2.0に統合
2023年の統合以降、ドローンに関わるほぼすべての行政手続きをDIPS2.0で完結できるようになりました。
2. 主な機能一覧
機体登録
100g以上の機体の新規登録・更新・変更・抹消手続き。
操縦ライセンス関連
技能証明の申請・更新・失効手続き。登録講習機関の確認も可能。
飛行許可・承認申請
カテゴリーII・IIIの飛行に必要な許可・承認をオンラインで申請。
飛行計画の通知
飛行計画の通報機能。期限・対象は最新の制度要件を確認。
事故・インシデント報告
飛行中の事故・重大インシデントの電子報告。
飛行禁止空域の確認
地図上で飛行禁止区域・規制空域を確認できる。
3. 飛行計画通知の手順
通報期限・罰則は最新要件を確認
通報期限・対象・罰則は制度改正や運用変更の影響を受けるため、飛行ごとに国土交通省およびDIPS2.0の最新案内を確認してください。 本記事は実務理解のための解説であり、最終判断は公式情報に基づいて行ってください。
DIPS2.0にログイン
アカウント未登録の場合はメールアドレスで新規登録します。
「飛行計画の通知」を選択
飛行日・飛行空域・飛行時間・使用機体・飛行目的を入力します。
飛行禁止空域の確認
入力した飛行ルートが禁止空域に抵触していないか地図で確認します。
通知の送信
内容を確認して送信。通知番号が発行されたら手続き完了です。
4. 飛行許可・承認申請の流れ
カテゴリーIIの飛行では、飛行前に国土交通大臣の許可・承認が必要です。
- 申請タイミング:飛行10日以上前を目安に申請(緊急の場合を除く)
- 審査期間:数日〜2週間程度(申請内容・繁忙期により変動)
- 包括申請:同一飛行方法を繰り返す場合は、最大1年間の包括的な許可・承認申請が可能
- 申請費用:無料(行政手続き)
5. 活用のポイント
包括申請を活用する
定期的に同じ飛行方法を行う場合は、都度申請より包括的な許可申請の方が効率的です。最大1年間有効です。
飛行計画はD-HUB+で事前に整理
DIPS2.0への通知前に、D-HUB+で飛行計画を作成してDID・夜間判定を確認しておくと、DIPS入力がスムーズになります。
申請番号は必ず記録
許可・承認番号や通知番号は飛行記録と一緒に保管しておきましょう。事故時の調査や監査に必要になる場合があります。