DID(人口集中地区)とは?
ドローン飛行の規制と確認方法を解説
ドローン(無人航空機)を飛ばす際に必ず確認が必要な「DID」。 知らずに飛行すると航空法違反になる可能性があります。このガイドでは、DIDの基礎から確認方法まで丁寧に解説します。
1. DID(人口集中地区)とは?
DIDとは 「Densely Inhabited District(人口集中地区)」 の略称で、 国勢調査の結果をもとに総務省・国土地理院が指定する人口密集エリアのことです。
具体的には、人口密度が4,000人/km²以上の基本単位区が隣接し、合計人口5,000人以上の地域がDIDとして指定されます。5年ごとの国勢調査のたびに更新されるため、年によって境界が変わります。
ポイント
DIDは市区町村の境界とは異なります。都市部だけでなく、地方の中心市街地もDIDに含まれることがあります。 「自分の地域は田舎だからDIDではない」と決めつけるのは危険です。
2. DIDとドローン規制の関係
航空法では、DID上空でのドローン飛行は原則として国土交通大臣の許可が必要です。 無許可での飛行は航空法違反となり、罰則の対象になります。
DIDでのドローン飛行に必要な条件
機体の登録
100g以上のドローンは機体登録が必要。登録記号を機体に表示することが義務付けられています。
飛行許可申請(DIPS)
国土交通省のDIPS(ドローン情報基盤システム)から飛行許可・承認申請を行います。
操縦技能の要件
一等無人航空機操縦士資格(または同等の訓練)が推奨されます。
保険加入
第三者損害賠償保険への加入が強く推奨されます。
注意
DIP申請が通っていても、飛行当日は天候・周辺状況の安全確認が必要です。 また、国家資格(一等・二等)の有無によって飛行可否・必要な手続きが変わります。 最新の規制は国土交通省の公式情報を確認してください。
3. DIDの確認方法
飛行前にDIDを確認する主な方法を3つ紹介します。
方法① 国土地理院地図で確認
国土地理院の「地理院地図」では、DIDの境界を地図上に表示できます。 「情報」→「土地の分類・植生・地形」→「人口集中地区(DID)」を選択してください。
方法② DIPS(ドローン情報基盤システム)で確認
国土交通省のDIPSには飛行禁止エリアや規制空域を確認できる地図機能があります。 DIPSに登録して飛行許可申請を行う流れの中で、合わせてDID確認もできます。
方法③ D-HUB+で自動判定(おすすめ)
D-HUB+では、飛行計画を作成するだけで離陸地点・着陸地点が自動的にDID判定されます。 地図をクリックして座標を入力するだけで、その地点がDID内かどうかが即座に表示されます。
- ✓自分で地図を調べる必要なし
- ✓DID該当時は飛行計画画面に注意表示
- ✓チェックリストにDID確認項目が自動追加
4. D-HUB+のDID自動判定機能
D-HUB+は、飛行計画作成時に以下の判定を自動で行います。
DID判定
離着陸地点の座標をもとに、DID(人口集中地区)内かどうかを自動判定
夜間飛行判定
飛行日の日出・日没時刻を自動取得し、夜間飛行に該当するか判定
チェックリスト自動生成
国交省教則準拠の27項目チェックリストを飛行計画から自動生成
天候情報取得
飛行予定地の天気予報を自動取得。風速・降水確率も確認可能
5. まとめ
- ✓DIDは人口密度が高い「人口集中地区」のことで、5年ごとに更新される
- ✓DID上空でのドローン飛行には、原則として国土交通大臣の許可が必要
- ✓無許可飛行は航空法違反となる可能性があり、確認は必須
- ✓DIDの確認は国土地理院地図・DIPS・D-HUB+などで行える
- ✓D-HUB+なら飛行計画入力だけでDID判定・夜間判定が自動で完了する